ベテラン戦士ＦＡ“明暗”勝ち組・金本、負け組・中村紀

ベテラン戦士ＦＡ“明暗”勝ち組・金本、負け組・中村紀
　１５日、ＦＡ権を行使せず１億円減の３億５０００万円プラス出来高払いの単年契約で来季契約を結んだ阪神・金本知憲外野手（４２）。興味深いのが、２００２年オフにＦＡ市場でかち合い、主役を譲った中村紀洋内野手（楽天を退団）との明暗ぶり。８年の間に金本が文句なしの“大逆転勝ち”だ。　金本は契約更改の心境を「今年は本当に選手生命の危機というか、僕にとっては大ケガでしたけど、それでも来年まだまだ雇ってもらえるということに感謝したい」と表現。金額とは別に、球団の引き留めの熱意が金本の心を動かした。　「球団の考え方として“公傷”というのはありません」と沼沢球団本部長。減額幅を１億円に留めたのは肩の故障への配慮ではなく、これまで８年間の貢献度を高く評価しているからだ。　球団の期待に応えるために「カープ時代のようにギラギラした眼でグラウンドで暴れられるよう頑張っていきたい」と金本。　本人が言うとおり、阪神に入団する前にはまだまだハングリーな立場で、０２年オフに初めてのＦＡ宣言した時には、その年のＦＡ市場でもどちらかといえば地味な存在だった。　当時金本と対照的にＦＡの目玉だったのが、近鉄で推定年俸５億円と球界トップクラスに君臨していた中村紀である。自ら「中村紀洋というブランドを考えて、近鉄で終わらせていいのか」との名言とともにＦＡ宣言。　阪神は中村紀に６年総額３６億円という破格の高額条件を提示してアタックをかけ、巨人やメジャーリーグのメッツとの獲得競争を展開した。　ところが中村紀は他球団からのオファーを片っ端からソデにして近鉄に残留。獲得に本気だった阪神フロントを悔しがらせた。　一方で金本は、ほぼ「一本釣り」の形で阪神へ入団。広島で年俸２億２０００万円だった金本に阪神が提示したのは４年総額１２億円と、ちょうど中村紀の半分レベルの条件だった。　その後の８年間で、中村紀と金本の間では見事なまでの大逆転劇が繰り広げられた。　「ノリブランド」は０３年以降凋落の一途。０６年にドジャースで米国挑戦したが活躍できず、０６年にオリックスで日本復帰。１年で契約交渉のもつれから自由契約になると０７年に中日の育成枠で再スタート。そこから意地を見せて０９年に楽天と２年３億円の契約を結ぶまで盛り返したが、今オフに再び自由契約に。　中村紀は来季も現役続行を希望して自ら旧知の指導者に電話して売り込みをかけるなどあらゆるツテを探るものの、落ち着き先が見つからないでいる。　２人の今年の打撃成績は、中村紀が打率・２６６、１３本塁打、６４打点。金本は・２４１、１６本塁打、４５打点。両者の待遇の差は単純な成績の差ではないことがわかる。　「楽天では敗戦後の移動バスの中でも、周囲にお構いなしに電話で自身の活躍について知人と話していたそうで、リーダー性が疑われるのも当然でしょう」（球界関係者）　初のＦＡから８年、ジェットコースターのような野球人生をたどった中村紀と、阪神で株を上げて功労者扱いを勝ち取った金本。最後に勝者として笑ったのは文句なしに金本だ。
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20101116/bbl1011161153000-n1.htm
車もどんどん進化してます。
私が生きてる間に空が飛べる車は開発されるのでしょうか。。
無理？？ｗ
いい車に乗りたければ、それだけの仕事をしないといけない、まだまだこれからですよ！

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