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何よりもチョコが好きな私の甘いぶろぐ 
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Web連載小説(75)【ユメの行方】そうせかすな、夜はまだまだ長い
 episode 75 December 1981 [flock]作・桜井鉄太郎 「そいつの名は南音次郎といって、wallのマスターのくーさんによると、麻布界隈じゃあちょっとした顔らしい。なんだか田舎のどさ回りの旅役者みたいな名前なんで、なんかうさん臭かったんだけど、じっくり話してみたら結構これが説得力ある話しっぷりでね」 日比野欽一の話は少しずつヒートアップしていった。 「彼は音楽プロデューサーだと自己紹介したんだが、最初、俺にはそこいらにいるイカサマなハスラーかインチキなギャングにしか見えなかったね。もっとも俺も刑事というよりは得体の知れないブローカーのようだがな」 まるでテレビの人気司会者のように軽快な日比野のトークはなおも続く。 「とにかくやつはガリガリに痩せ細っていて相当貧相に見えるんだが、オーダーメードの趣味のいいダブルのスーツを着て、立て板に水の如く人を説得する術はかなりのものだったよ。さすがの俺もしまいにゃあ身を乗り出して音次郎の話に聞き入ってしまったというわけさ」 「それで結局はどういう話になったんですか? あなたたちのセッションを見てデビューさせるとかなんとか言ってその音次郎は口説いてきたわけ?」 核心の見えない話に幾田トキオがいらだち始めると、「そうせかすな、夜はまだまだ長い。そうだ川岸を変えて飲むか? なんならいっそのこと音次郎の店に行ってみるか?」と日比野は提案してきた。<続く>[登場人物]幾田トキオ(28歳):The Rebel を背負って立つ音楽プロデューサー加川渚(22歳):愛称ナギ。歌手志望の女子大生日比野欽一(42歳):元警視庁刑事。現ブローカー     ◇ 1980年代初め、アートや文学、映像、そして音楽にポップなものが革命的に登場した。1981年に始まる日本のポップ/ロックシーンからクラブムーブメントまでの時代を実際に生きた青年、幾田トキオを主人公に描くのが、このドキュメントフィクション「ユメの行方」である。 物語の舞台はレコード業界と芸能界、それらを結ぶ西麻布の街。トキオに絡むのは、西麻布の街を変幻自在に闊歩したミュージシャンや業界関係者たち。いずれも個性的な面々だ。 執筆者は、来年、結成20周年を迎える音楽ユニット「Cosa Nostra(コーザ・ノストラ)」を始め、アイドルからクラブミュージック、アンダーグラウンドまでノンジャンルで手がけるミュージシャン・音楽プロデューサー。【バックナンバーはこちら】Web連載小説【ユメの行方】
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-column/news/20100401/enc1004011254000-n1.htm
人間は成長していくし、そして変わっていくものですね〜。
昔はひっこみじあんだった私も、今では好きな子ができたら
ゴリゴリ行きますもんねw
まー親に似るってのは間違いないでしょうなw

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